ブルーアーカイブ エデン条約編 第3章 ネタバレ感想

 サービス開始直後にちょっとやってたけどなんか任務に全然勝てなくなってすぐ辞めたブルアカ(敵の装甲の色に合わせて味方の編成の色を変えるというゲームシステムの基本を全く理解していなかった)。

 エデン条約編が面白いって話を聞いてプレイしてみたら実際めちゃくちゃ面白かった。

 再開したのが1/21、エデン条約編3章までクリアしたのが2/13だったので、一度辞めるまでの期間含めてもエデン条約全部読めるようになるまでかかったのは1ヶ月くらい?

 

 以下好きなシーンの羅列。

 

 

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 ナギサ様ポンコツギャグとして散々こすられたあげくに実際に登場する覆面水着団。伏線だったのか、それ……!

 めちゃくちゃアホみたいな絵面なのにちゃんと「ヒフミ自身も犯罪者なのでアズサと同じ世界にいられる」って説得として成立してるのめちゃくちゃよすぎる(本当にそれでいいのか……?) 。

 Vol.3エデン条約編にVol.1対策委員会編の主人公たちがゲスト参戦するの、もう『マイティ・ソー』見てたらアイアンマンが援軍としてやって来たみたいなもんですからね。面白くないはずない。

 作中のロジックとしては単純に「ヒフミには銀行強盗とか支援砲撃でお世話になってたからお返しで対策委員会が援軍に来た」ってだけなんだろうけど、作外のロジックとしては「そもそもヒフミが退学させられそうになったのは対策委員会のせいなんだからそれを帳消しにするくらいの活躍をするべき」みたいなバランス感覚もあるんだろうな。

 

 

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 面白スマホゲームあるある、メタ演出が上手(例:スクールガールストライカーズ)。

 先生、プレイヤーじゃん……!

 あと、今このブログ書いてて気づいたけど、オートでやっても全然クリアできない任務が手動でやればクリアできるようになるブルアカのバランス、これシナリオ中で散々言われた「先生の指揮があるだけでこんなに戦いやすくなるなんて……」的なセリフをゲームとして表現してる奴じゃん。

 「先生の指揮って具体的にどれくらい役に立ってるの?」っていう疑問に対する説得力がすごい。実際勝てないんだもんな、生徒の自主性に任せてたら……。

 

 対策委員会編で大人のカードが出てきた時は「iTunesカードのメタファーかな?」と思ってたけど、「人生を対価に払って手に入れた輝き」=「ヒエロニムスを倒すための戦力」になるあたり、むしろブルアカをプレイするためのスマホあたりのこと言ってんのかな。iTunesカードだと無課金プレイヤーが関係なくなるし(僕はスタダだけ買った。ヒビキがダブった)。

 いざ始まったヒエロニムス戦に全然勝てなくてストーリーに対する気持ちが若干途切れたりもしたが、ツバキとヒビキを神名文字で星5にしたり、イベントで稼いだ素材を使ってスキル上げたり、石食ってスタミナ回復して無理矢理レベル上げたり、なんかもう明らかに無駄遣いだろって感じのリソースを突っ込んでヒエロニムス倒したのはこれはこれでシナリオ展開に合致した得難いゲーム体験だったような気もする。

 

 

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 先生の「大人の戦い」、対策委員会編でやってた時は「顧問の自分が書類にハンコ押してないから退学届はノーカン」があまりにも普通の事務処理の話すぎていまいちピンと来てなかったけど、このETO宣言で一気に「大人ってこういうことか〜〜〜」って感じになった。

 

 

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 知らない回想シーン!

 知らない回想シーンが当たり前のように入ってくるのちょっと面白いし、水着イベントでそういう話やったんだなぁというのは伝わるので別に困らないっちゃ困らないんだが、早く復刻して欲しい。

 

 

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 タイトル回収からのタイトルBGM、完璧。

 逆にエデン条約編が終わった後のブルアカ一体何やればいいんだよって感じまである。

 本当に何やるんだろう……全エピソードの最終章でホシノとかアリスあたりの主役キャラが「私たちの青春の物語!(Blue Archive)」って言うのが定番演出化したら逆に面白いような気もする(そうか?)。

 ただ、ここは一点だけ疑問があって、「タイトルBGMここで入れるなら先生が目覚めた時のタイトルBGMっていらなかったんじゃない?」と思わなくもないんだよな。

 もちろん向こうも混迷した状況が先生の目覚めで一気にクリアになる感じでBGMとシチュエーションは合ってるんだけど、どっちがより合ってるかって言ったら明らかにストーリー全体のクライマックスで物理的に空が晴れ上がるこっちの方じゃないか……? 

 

 

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 好きなヒロインその1。ヒナ。

 なんか……ブルアカのメインストーリーを一個のギャルゲーとして見た時、誰がメインヒロインかって言ったらヒナみたいな所ありません?

 対策委員会、ゲーム部、補習授業部は仲間でワイワイやるのが楽しいって感じであんま先生に矢印向いてる感じしないけど、ヒナは割とグイグイ来るし。

 思想的にも権力闘争とか一切せずに平和になることだけ望んでる感じが先生のスタンスに一番近そうだし。

 自校のゲヘナ編がまだ来てないのに妙に存在感がある……。

 まぁこれ、単に僕がヒナのこと一番好きだからそう思ってるだけのような気もするけど……ヒナが好きなので水着ヒナも持ってる。なんか水着ヒナが実装されたって聞いた時だけちゃんとログインしてた。

 

 

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 好きなヒロインその2。アズサ。

 自分の思い出のアイテムをブービートラップにする覚悟ガンギマリのアズサちゃん。

 めちゃくちゃ傷ついてるのに決して挫けずに一人で立ち上がるのも好き。

 爆弾出てくるまで素で騙されてた自分を棚に上げて言うけど、「アズサは甘ちゃんだからこのぬいぐるみを捨てられずに帰ってくるぜ……」とか言ってるせいでいっぱい食わされるサオリは甘ちゃんすぎてちょっと面白いと思う。

 

 

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 好きなヒロインその3。セイア。

 予知夢で未来を全部知ってる超越的な存在みたいなツラしてる割に、目覚めて現実の時系列が進むのを怖がってたり、自分で思ってるほど他人のことを理解してなかったのを自覚して反省したり。意外と普通の女の子なのが可愛い。